(旧)茨城の片隅でフランス生活

実家に南フランスの村をつくることを夢見る夫婦&うさぎの日記。 家づくりやガーデニングのことを中心に綴ってゆきます。

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薪販売 薪販売

2015/05

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仕事から帰ってきて、夫婦そろって劇的ビフォーアフターを観ました。
いきなり19坪から10坪になっちゃったから大丈夫かなって思ったけど、完成した家は小さいながらもかわいくていい感じでした。
玄関開けていきなりキッチンだったけど、料亭みたいでそれはそれでいいな。
キッチンの床がスライドして、高さが変えられるのは面白いなって思いました。たしかにキッチンの高さがあわないと疲れるんですよねー。それからあの金具、フランス落としっていう名前だったのね。

やはり古い家の伝統工法ってのはいいもので、梁もとても立派でしたね。僕たちの家も古いけれど、現代の家にはない良さが確かにあります。
限られた面積だとギリギリまで建物を建てたくなっちゃうけど、やっぱり庭は大切で、狭くても庭があると実際の面積以上に広く感じるのがよくわかりました。うちも建物だけじゃなく、家の周りまでトータルで考えて作っていきたいな。

次回は9坪の狭小住宅だって。


写真はダメージ加工の匠「いなっちょ」
劇的ビフォーアフターからお声が掛かる日もそう遠くはないでしょう。







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この道具を使って梁の角を落とし、経年で痛んだようなダメージ加工をしていきます。
簡単なようで、いい感じに削るのはコツがいるみたい。思いの外深く入ってちょっと焦ったり。方向によっても違いがあって、きれいに削れる向きとささくれになってしまう向きがあります。
大胆かつ繊細に。妻がなんとも言えない表情で頑張ってくれてます。

今日は劇的ビフォーアフターの放送日。
前はそんなに観てなかったんだけど、自分たちがリフォーム始めてからというもの、ちょっと気になるようになり。
仕事が終わったら早く帰ってきて観ようっと。


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だいぶ形になってきた感じがします。
この骨組み、釘を使ってないんですって。すごい技術だなあ。これぞ職人技。

現代の家づくりって、工場でプレカットされた部品を組み立てるだけって感じになってるみたいで、そのせいで大工さんの技術力は確実に低下してるそうです。なんでも、一人前の技術を持った大工は全国で3%に満たないとか。それは本当かどうかわからないけれど、だとしたら僕たちがお願いしてる大工さんは確実にその3%に入ってる。

だから「ここをこうしたい」とか「こういう風にできますか」って訊くと「できるよ」って返事が返ってくるのです。

人それぞれ価値観は違うけど、どうせ作るなら既製品じゃない、オンリーワンの家がいいなと僕は思います。
これから家を建てる人は、しっかりとこちらの想いを受け止めてくれるところにお願いした方がいいですよー。

ホントは教えたくないけど、谷田部建築さんおすすめです。

谷田部建築


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こちらが2階の間取りです。
古い建物なのでもともと天井が低く、床を上げる分さらに低くなってしまうので、2階は吹き抜けを大きくとり圧迫感を少なくします。
階段を上がったところが寝室で、家の東西にはバルコニー。

最初は35坪くらいになる予定だったんだけど、なんだかんだ面積が増えて42坪を超えちゃいました。
大工さんがより良くしようといろいろと提案してくれるので(というか大体の場合勝手に変わってるんだけども)完成するころにはもっとすてきな家になるんじゃないかなー。
僕は家の外に階段を付けたかったっていうのがあって、まあ予算やその他もろもろの関係などであきらめていたんだけれど、バルコニーのところに付けられそうです。ちょっと費用がプラスになるので迷い中。


ブログを初めてもうすぐ丸3ヶ月になるんだけど、月間のアクセス数が5000を超えるようになりました。
来月はもっとたくさんの人に見に来てもらえるといいなー。
そして広告収入でリフォームローン返済するんだ。ふふ。
あ、いけね。心の声が出てしまった。


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1階の間取りはこんな感じ。上が南になります。
廊下がない至ってシンプルな間取りです。

玄関は2畳でドアは那須で買ってきたアンティークドア。
玄関とリビングの間にもドアがあってこちらは大工さんに作ってもらいます。
上がアーチになっている形状で、先日鍛冶屋さんから届いた閂(かんぬき)を取り付ける予定。

リビングに入って右、家の北側には鎧戸付きの窓。
その右には4.5畳の納戸。これはうちが農家なので農機具などをしまっておくのに使います。

家の西側に水周りをまとめました。お風呂はタカラのユニットバス。うちで唯一の現代的な設備。

一番こだわっているキッチンは南側。キッチンとリビングの間の壁には窓をつけてカウンターに。
モノであふれがちなキッチンなので広めにしました。これで調理中にイライラしなくてすむぞ。

東側には勝手口があって、那須で購入したアンティークドアを取り付け。勝手口を出て右側はゴミなどを置いておくスペース。
勝手口の北側に鎧戸付きの窓が付きます。

階段の近くにある黒い物体は薪ストーブ。
冬にはこのストーブを囲んでお酒でも飲みたいなー。
1階にはテレビを置かず、テレビのない生活になります。

明日は2階の間取りをご紹介します。


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