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家の東側、バルコニーの下の部分にスペイン瓦を葺きました。
スペイン瓦と呼ばれているけれど、スペインだけでなくフランスでも一般的な瓦です。よく見かけるのはS字型の瓦なんだけど、これはバレル瓦とかカナル瓦と呼ばれている瓦で、下丸と上丸を重ねて拭いていく本葺きが特徴です。
S字型に比べて手間暇かかるし、瓦も倍使うけど、上丸と下丸の重なりがもたらす軒先の波型がかわいいのです。

さらにここにはひと工夫されていて、横から見ると葺き方が一直線ではなくて微妙に海老反りになっているんです。大工の谷田部さんのこだわりが光る部分。このちょっとしたこだわりによって葺くのがさらに難しくなっているんだけど、瓦屋さんが見事に葺いてくれました。

この写真はまだ途中だけど、ここと南側のキッチンの屋根がスペイン瓦になる予定です。
少しずつ南フランスっぽくなってきたかなー。



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