(旧)茨城の片隅でフランス生活

実家に南フランスの村をつくることを夢見る夫婦&うさぎの日記。 家づくりやガーデニングのことを中心に綴ってゆきます。

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薪販売 薪販売

カテゴリ: 洪水被害

鬼怒川氾濫。洪水被害の状況 その4

道路がなくなってる。
倒壊してる家やひっくり返った車がそこら中にあって、被害の大きさを物語っています。
写真も撮ったけど載せるのはやめておきます。持ち主が見たらきっと悲しむだろうから。



上空にはたくさんのヘリが飛んでいました。自衛隊やマスコミのヘリ。地上は壊滅状態だけど、空だけは綺麗でした。
報道陣もたくさん来ていて、僕も遠くから写真を撮られました。この際だからインタビューを受けたらブログの宣伝しようと思ったんだけどなー。



臨時のゴミ集積所はすでにゴミの山。
ここはもう一杯になってしまいました。



わが家の畑に幻のいばフラ湖が現れました。
激流の通り道となって土がえぐり取られ、深さは腰くらいまであります。
こうなったらいっそのこと川作っちゃおうか。敷地内に川が流れてるの憧れてたんだよね。
それか水は無いにしてもこの地形を活かす方向で活用できたらいいなー。自力でこれだけ掘るのは大変なので利用しちゃおう。

ビニルハウスは手前半分は壊れてしまったので、奥だけ残して薪棚にしようと思います。

転んでもただでは起きない。たくましく生きるのだ。









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家の中の状況はと言いますと、こんな感じになってます。もうぐっちゃぐちゃのしっちゃかめっちゃか。
そういやH2Oも歌ってたっけな。
古い建物の中に 隠れて汚泥がいっぱいって。


Evernote Camera Roll 20150912 195045.jpg

わが家で唯一現代的な設備のユニットバスは、「千と千尋のあの神様」が入った後のような有様であります。いつの間に入ったんだろ。
たぶん何にでも効く苦い団子を貰えるはずなんだけど、まだ届きません。


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薪はというと、少し流されちゃったけど大部分は残ってました。よかったー。
あれだけ苦労して集めた薪が流されたら結構ショックですからね。


昨日も朝から家中総出で復旧作業にあたりました。大工の谷田部さんも数百リットルの水、発電機、ガソリンなどを持って駆けつけてくれて、本当に助かりました。
今日もこれから作業します。

明日は家の周りの被害状況について書こうと思います。



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勝手口のドアに薄っすら横のラインが見えるけど、そこまで水がきました。
だいたい僕の股下くらいだから、1mちょっとだと思う。

すみません嘘つきました。70cmくらいだと思います。


Evernote Camera Roll 20150912 064445.jpg

家の北側。分かりにくいけど、鎧戸を留めるS字型金具のすぐ下まできてます。
この下地の板、ベニヤを使ってたら水を吸ってボロボロになってたと思います。手間のかかる昔ながらの手法でやったおかげで、このように見た目何ともない状態です。


Evernote Camera Roll 20150912 064512.jpg

ちょっと前の記事でワインセラーになるかもーなんて言ってた大型の冷蔵庫が無惨な姿に。


無垢板を使って建ててたおかげで、ダメージは最小限で抑えられてる印象です。玄関まわりの石積みも無事でした。

外観はこんな感じ。
明日は中の様子を書こうと思います。




どうにかこうにかわが家に帰ってくることができました。途中、水没してるところも多く、車で来れるところまで来て、そこから歩いてきました。

わが家は倒壊することなく、ほぼ以前と同じ姿でそこにありました。中は泥だらけだけど、床を張る前だったのが不幸中の幸い。

家づくりはちょっとの間休止せざるをえませんが、復旧の様子を少しずつアップしていこうと思います。


まだ諦めないよ!
フランスの村を作るまでは。



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